自動車を下取りしてもらう際の必要書類は?
下取りでも買い取りでも、いざ車を売るとなったら、色々な書類が必要になってきます。
ただ殆どの場合、買取りはもちろん、下取りでも業者が面倒な手続きを代行してくれます。でも基本的な事として、車を売却する際に必要な書類は自分でも確認しておきましょう。
まず一般的な人(車の所有権者が自分の場合)が愛車を売る場合、必要な書類は・・
- 当然ながら車検証
- 印鑑証明(3ヶ月以内)
- 委任状
- 譲渡証明書
- 自賠責保険証
- 納税証明書
これらのものが必要になってきます。また、印鑑証明の住所と車検証に記載されている重賞が違う場合は、別途、住民票等が必要になってきます。
一方、車検証の所有権者が違う場合。
例えば、親が亡くなってしまい、今まで親が乗っていた車を売却しようとするようなケースは、おそらく車検証に記載されている所有権が自分ではなく親の名前になっていると思います。
そういった場合は、そのままでは車は売れないので、まず車の所有権を変更する手続き等が必要になってきます。
そうなるとまた別の必要書類が出てきますね。
そして最後によくあるケースとして、車の所有権がディーラーや信販会社などになっている場合。
これは現在アナタが乗っている愛車が、まだローンの支払い途中の車の場合にそうなっているケースです。
この場合はローンを完済するまで車の所有権はディーラーやローン会社のままになります。
じゃあこの場合、今乗っている愛車を売ることはできないのか。
いえ、車を売ることは可能です。
ただし、いくつか条件が必要です。
分かりやすく例を出します。
アナタの愛車のローン残高が100万とします。
車買取査定サイトで見積もりを取ってもらい、150万で売れそうなことがわかりました。
そういった場合は
150万-100万=50万
つまり、今の時点で愛車を売れば150万で売れますが、そのうちローン会社に残金の100万が渡るので、自分の財布には50万が入ってくるということになります。
これはまあ普通に考えても納得できる話です。
ではこれはどうでしょうか?
アナタの愛車のローン残高が100万とします。
車買取査定サイトで見積もりを取ってもらい、80万で売れそうなことがわかりました。
この場合は「ローン残金より買取価格が低い」状態です。
式にすると、80万ー100万=-20万です。
この場合でも『車を売ることはできます』が、売却したとしてもー20万円のローンが残ってしまうので、こういったケースの場合は、足らないローン残金を自分で全額支払わなければ車を売ることができません。
車はなくなるわ、ローンの残金は払わないといけないわで、全く何も残らないので、殆どの場合、売ることをやめるんじゃないでしょうか(笑)
まあ先ほど書いたように、死亡してしまった親の車だったり、何らかの事情でもう車が不要になった場合なら売却することもあるとは思いますが。
また基本的に、車の所有権が自分ではない場合は、自分の意志で勝手に売ることはできませんので、必ず所有権を保有しているディーラーなり保証会社なりに連絡を取ることが必要になってきます。
とにかく、基本的にはどんな場合でも車を売却することはできますが、その際必要になる書類は個々によって違ってくることは覚えておきましょう。
下取りに出す前にまずは愛車の買取相場を知ろう
あなたの売りたい車種名を入れてみて!
例:アルファード、プリウス、アウディA3・・・etc